◆プロボクシング▽４８・６キロ契約１０回戦 重岡優大（判定３―０）サミュエル・サルバ（２４日 、１２サルバに３０ＢＣミニマム大阪・大和アリーナ）
前ＷＢＣ世界ミニマム級（４７・６キロ以下）王者・重岡優大（２７）＝ワタナベ＝が王座陥落後の再起戦に臨み 、位のindonesia vs iranＷＢＯ世界同級１２位・サミュエル・サルバ（２７）＝フィリピン＝に３―０の判定勝ちをおさめた 。判定通算成績は重岡優が９勝（５ＫＯ）１敗 、前Ｗサルバが２０勝（１３ＫＯ）２敗。級王
サウスポーの前世界王者・重岡優が 、重岡再起戦でサルバとの打撃戦を制した 。世界勝ち７回に相手の右カウンターを食らい 、１２サルバに３０ＢＣミニマム膝が折れる場面もあったが 、位のニューカッスル 順位最終ラウンドまで激しく打ち合った。判定ジャッジの判定は９６―９４ 、前Ｗ９７―９３ 、級王９７―９３で３者とも重岡支持 。重岡再起戦で勝者は「勝ちとして（次戦へ）つなげられたことが最低限 。これじゃ足りないんで全然。こないだの敗戦からレベルアップしているところ見せたかった」と笑顔はなかった 。
重岡優は３月 、名古屋でのＷＢＣ王座Ｖ２戦で 、メルビン・ジェルサエム（フィリピン）に１―２の判定負け 。２度目の防衛に失敗し 、王座から陥落した 。弟の銀次朗（２４）＝ワタナベ＝も７月、ＩＢＦ世界同級王座Ｖ３戦で敗れて無冠となった 。兄弟ともプロ初黒星を喫して王座を失うこととなったが、重岡優は「敗戦があって 、応援してくれている人の多さ 、負けても応援してくれる人がこれだけいると再確認した 。結果で返していかないと」と奮起し、この日のリングに上がった。
現在 、ＷＢＣ世界同級２位 。亀田興毅プロモーターはこの日の試合後 、リング上で「次は世界戦」と明言 。重岡優は「弟と海外でも行って、しっかり鍛えてくる 。またレベルアップする」と誓った 。重岡兄弟は 、まず兄・優大がリベンジへの一歩を踏み出した。
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